現在のFC東京【戦う気持ち】

戦術というかプレー面では、開幕戦より浦和戦は少し良くなりました。その事は今日は置いておきます。
今シーズンが始まりどうしてこういう結果になってるのか?
昨日のサテライトの試合見てきましたが、試合後ネット上で見られるコメントで「小山が良かった」というものを多く見ました。アグレッシブなプレーをする小山のプレーを見てのコメントだったと思います。しかし、私の感想は「小山は普通」というか「前からあれくらいやってる」です。もともとアグレッシブで激しいプレーをする選手です。特に守備面や1対1の場面で。昨日の試合、攻撃面・深い位置で相手DFとの勝負に勝ち良いパス・クロスを上げたのは無かったと記憶しています。そんな小山がどうして良い評価を受けるのか?と考えました。
答えは簡単。開幕戦・浦和戦で小山ほどアグレッシブなプレーをした選手がいないからです。そういうプレーを見てないからです。
サッカーは11対11で行うもの。数的優位な状況にもっていき相手の守備を崩せばゴール出来る状況に近づきます。もしくは、1対1の場面で勝てば、良い状況にもっていけます。まず、相手選手との勝負に勝たなければいけません。相手選手との勝負に勝つには何が必要でしょうか?【戦う】【勝つ】という気持ちだと思います。もちろんプロである以上「技術」も必要ですが。
開幕戦・浦和戦でそういう気持ちをもってプレーしていた選手はどれだけいたのでしょうか。少なくても、そういう気持ちを持ってプレーしていると感じた選手は少なかったし、開幕戦後の選手のコメントからは『悔しさ』というものが伝わってきませんでした。
今シーズンが始まるにあたり、私と我々ファン・サポーターを含め、FC東京は、昨シーズン最後のほうのプレーが普通に出来ると思っていたんじゃないでしょうか?実際、それを監督も言っていたし。しかし、そうではなかった。メンバーがそれ程変わったわけでもにのに同じ戦い・プレーが出来てません。昨シーズン最後のほうは、可能性は少ないながらも「優勝」と「ACL出場」というモチベーションがありました。今はそういう【気持ち】があるでしょうか・・・。今シーズンこそ『優勝』とか『3位以内』とか言っても実際それがわかるのは9ヶ月先の話しです。目標が漠然としていて【希望】だけでプレーしているんじゃないでしょうか。それではダメですよね。
そういえば、浦和の闘莉王は普段の練習から激しくチームメイトにも怒鳴ってるらしいですね。常に本番というか本番を想定してという事なんでしょう。普段からそういう気持ちをもって練習している選手は東京にどれくらいいるのでしょうか?それが東京らしさなんでしょうか?疑問に思います。
尻に火がつかないとダメなのかな、東京は。