Ｗ杯最終予選ホーム･カタール戦観戦記
１−１の引き分け。勝って欲しかったけど、引き分けが妥当な結果だったかな。
Ｗ杯出場はこの試合になると予想しチケットを購入していましたが、前節のウズベキスタン戦で決定してしまい、消化試合に。ならば、結果より内容を重視して見たいと思い観戦。
バックスタンド２階席ど真ん中の見やすい席でした。場内が大盛り上がりの中、１人冷静に観戦。というか、あの内容・プレーでは盛り上がれないよ。
岡田ジャパンの試合を生で見るのは初めてでしたが、代表の悪い所がよくわかりました。
悪い所一。中盤の運動量が少な過ぎ。ゆっくり繋いでいる時は良い攻撃をしますが、ロングボールがＦＷに入った時に２列目の選手のフォローが遅い。また、カウンター攻撃の時にボランチｏｒサイドバックの上がりが遅いので、こぼれ球を拾ったり２次攻撃が出来てない。簡単に言うと、走らないから攻撃の厚みが無い。
悪い所二。プレーの精度が低い。特にトラップが。自分の一番いい所にボールをワンタッチで置けないと、世界の強豪国相手では すぐに寄せられボールを獲られてしまう。でもこれは１日２日で良くなるものでもないので、基礎技術をしっかり練習していくしかない。若い頃からの練習になるのかな・・・。
悪い所三。闘莉王がすぐロングボールを蹴っちゃう。サイドバックにパス出せるのに。パスが上手くないのは仕方ないとしても、繋げるのに蹴っちゃうのはどうかと思う。しかし、攻守においての高さと強い精神力を持った闘莉王に代わるＣＢが他にいないのも現実。
悪い所四。ＦＷ玉田が周りの選手と連繋が悪く攻撃に蓋をしていた。玉田がどうのこうの言うより、最終予選の最後のほうの試合で連繋が出来てないって、代表チームとしてどうかと思う。
良かった選手。本田！ 北京五輪の時はプレーよりビッグマウスのほうが目に付きましたが、オランダでプレーし成長したなぁと感じました。アグレッシブさがあり、サッカーが良くわかってきたのでは。今日の試合で右サイドから１人で強引にシュートまでいったプレー。本人は、内田に前の空いたスペースに走って欲しかったようですが、内田が走らなかったので自分でシュートまで行きました。シュートが外れた後すぐに内田にそこのスペースに走れと怒っていました。確かに内田がそこのスペースに走っていればフリーでパスを受けられる状況だった。
今ちゃん。怪我で欠場の左ＳＢ長友の代わりは今ちゃんでした。このポジションって東京枠？ですか(笑)。やはり長友とは違うプレースタイル。縦への突破はないが、サイドでパスを繋ぎ起点になるプレーと堅い守備が見れました。まぁまぁだったかな。
さて、前回のエントリーにも書きましたが、日本代表はＷ杯本大会で世界(の強豪国)を相手に今のサッカーで戦えるのでしょうか！？ 今日の試合を見てその気持ち・疑問が更に強くなりました。一次リーグ敗退が見えているような・・・。
