日本代表について思う事

先日のアウェー・ウズベキスタン戦の勝利で、2試合を残しW杯出場が決まった日本代表。思っていたより苦労しないで出場が決まった感じがします。もっと苦労し激戦のうえ出場が決まると思っていました。最終予選がB組(オーストラリア・バーレーンカタールウズベキスタン)だった事もあるかもしれません。もちろん、選手が頑張ったから本大会出場が決まった事は忘れてはいませんが。
もっと苦労し激戦のうえ出場が決まると思っていた理由。オシム前監督が脳梗塞で倒れ岡田監督に代わってから、日本代表は良いサッカーが出来なくなり自分達の進むべき道を見失ってるように思っていました。岡田監督も就任当初はオシムさんのサッカーを引き継いで代表を指揮していましたが、(2月くらい?だったかな)思うようにいかなくなってから「これからは俺のサッカーでやる」と言い、自分のサッカーをするようになりました。このあたりから私は「W杯出場は出来ないんじゃないか」「道から外れたかも」と思うようになりました。
日本サッカー協会には、JFA2005年宣言というものがあり、その中に【2015年に世界でトップ10のチームになる】【2050年までにW杯を日本で開催、日本代表チームはその大会で優勝チームとなる】という約束があります。その約束を実現するには、やはり日本人の長所を活かした日本らしいサッカーで世界と戦うのが一番ではないでしょうか。現在、世界のトップチームと戦うと、まず『技術』『体格』で負けます。そんな日本は『組織力』『運動量』で戦うのが良いはず。これはオシムさんが言っていた事でもありますが。
正直に言うと、「今のままでは世界とは戦えないので、南アフリカは出れないほうがいいんじゃないか」「一度、ゼロからやり直した方が」と思っていました。そんな私の心配をよそに、W杯(南アフリカ)出場が決まりました。最近は結果も出ています。
さて、日本はW杯本大会で世界とどれくらい戦えるんでしょうか?ドイツW杯の時に経験した教訓は?岡田監督はベスト4という目標を掲げていますが。
今回の最終予選が終了する際に、代表チームから各選手に本大会までの1年間でやって欲しい『フィジカルメニュー』が渡されるとか。それはそれで良い事ですが、これってもしかして今現在の選手・戦術を熟成させて本大会を迎えるって事ですかね。何人か新しい選手は入るとしても。それで世界と戦えるかは私には疑問です。
とは言っても選手に関しては人材難。特に攻撃的な選手が。新しい選手となるとカターニャの森本と浦和の山田(直)くらいしかパッと頭に浮かびません。2050年に向けて選手の育成を頑張らないといけないですね、日本は。
最後にもう一度。南アフリカW杯で日本は世界とどれくらい戦えるのでしょうか???
自分が生きてる間に日本がワールドカップで優勝するところが見たい。これは私の夢です。。。



JFA2050年宣言→http://www.jfa.or.jp/dream/index.htmlJFA2005年宣言 ~DREAM 夢があるから強くなる~|JFA|日本サッカー協会