冬季五輪・国母選手に男を感じた

バンクーバー五輪もスピードスケートとかフィギアとかカーリングとか真っ只ですね。今週は仕事が遅出勤なのでわりと生中継を見れています。
本日1番の注目はやはりスノーボードハーフパイプの国母選手だったでしょう。予選は家のTVで、決勝は携帯ワンセグで見ていました。
服装の事や記者会見での言動に批判が相次いだ国母選手。「新人類」「今どきの若者」っていうんですかね。批判をされた事に関して言えば、私も「国を代表してるんだからそれはないだろ」と思っていました。そして、マスコミ的に「国母がメダル獲ったら面白い事になるな」とふざけた気持ちも心の中にはありました。
迎えた今日の本番。予選2組、出来る可能性のある1番のエアはせずに42.1ポイント2位で決勝進出。決勝、1回目から攻めのエアでした。金メダル・てっぺんを狙っていたんでしょう。予選では行わなかったなんとかっていう1番のエアを決勝1回目からやってきました。着地で失敗しましたけど。そして2回目も1回目同様攻めのエア。1回目と同じく最後の最後の着地で失敗。
国母選手、社会人としては別として、男として『かっこよかった』と思います。いろいろ批判されたりしていらぬプレッシャーもあったと思いますが、肝心の競技で決勝進出し攻めの姿勢を最後まで魅せてくれました。決勝の1回目から見せてくれた『攻め』の姿勢に『男』を感じました。
「たられば」「仮定」の話しですが、1番のエアをしなかった予選の42.1ポイントの滑走を決勝でしていれば『銅メダル』でした。それでもあえて『てっぺん』を獲りにいった心意気にアッパレです。あえて言えば、立ってる斜面でもあの技の着地を出来るように・・・という事かな。
とにかく、どんな状況でも『自分』『自分の姿勢』を最後まで貫き通した国母選手に『男』を感じました。会社や身近な人に対して『頑固』で『自分のやり方』を通す自分の姿勢に似ている人間だなぁ思い良い刺激になりました。。。