W杯一次リーグを終えて

拝啓、岡田様…、ごめんなさい(汗)。 当ブログや職場などの会話の中で「W杯ムリ」「1勝も出来ないんじゃ」「期待出来ない」…といろいろ批判的な事を言ってしまいました。
今日はこんなニュースもあったりして(笑)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100625-00000002-zdn_n-inet
一次リーグ第3戦は本日の4試合が残っていますが、振り返ってみたいと思います。
カメルーン戦】1−0勝利。 本大会直前のまさかの戦術・システム変更がなんと機能し結果を出してしまいました。本田ワントップの4−1−4−1(守備時は4−2−3−1だったり)、本田が基点になったりボールを貰いに下がった所を2列目の誰かが飛び出していく0トップとも思える攻撃、4年前とは違う1対1で負けない守備、意思統一が出来ての勝利だったのでは。日本が今できる戦い方はこれしかなかったのかな。 それにしても不協和音があったりしてカメルーンがあんなに弱かったのは想定外。おかげで日本がいい形で勢いの乗れて自信をつけた試合でした。
【オランダ戦】0−1敗戦。 前半は堅い守備で0−0、ここまでは期待通りの戦いでなんとか勝ち点1を!という想い。後半開始からオランダの攻撃が動いてきたのに日本の対応が遅れた印象。失点後、交代で入った選手(俊輔・岡崎)のプレーに不満!お前らが走れよ!なんて思いましたが、逆に考えるとその選手をスタメンから外した岡田監督の選手起用が当たってるわけで。試合としては世界ランキング4位のオランダ相手によくやったと言える試合。
デンマーク戦】誰も予想していなかったスコア3−1で勝利。 デンマークのパスの繋ぎが早く「オランダより怖い」という立ち上がり。特にトマソンの斜めに動くプレーにはヒヤヒヤする場面も。そんな中での本田のブレ球直接FKのゴール。夢と希望がハッキリと私にも見えたゴールでした。その後の直接FKもデンマークの壁とGKは完全に本田が蹴ると思った動きで、遠藤が曲げたシュートで逆をついて2点目。2−0という危険なスコアになって心配だったのは、攻めるのか守るのか(ラインを)上げるのか下げるのかという意思統一。4年前のような展開にはなって欲しくなかったので。しかし、そんな心配は御無用でした。私のノートには後半27分の時点で「集中してる大丈夫そう」の文字。岡田監督も試合後『自分の声はブブゼラの音で届かず選手が自分達で話し合って対応していた』と話していました。PKの失点はありましたが、『ほぼ本田のシュート(by岡崎)』という岡崎のごっちゃんゴールも生まれて勝利。
【一次リーグ終了】まさかまさかの2勝・勝ち点6で決勝トーナメント進出! こんな事ならもっと期待してW杯を迎えればよかったと後悔。冷静に試合を見ちゃって盛り上がれなかった…。 それから『戦術システム変更』について岡田監督が試合後に理由を話していました。『W杯が近くなるにつれてプレッシャーを感じている選手がいたから』との事。
大会全体を見ると、守備がしっかりしているチーム・プレーが雑でないチームが勝ち残っているように思います。そんな中、優勝予想はアルゼンチン!
そして、アジアからは韓国と日本が決勝トーナメントに。韓国は自分達の戦い方で、日本は本来の戦い方を変えての進出。どちらも結果を出した事にかわりはありませんが、日本と世界との差は縮まってるのか広がっているのか。もう少し見てみたいですね。
それから、個人的に注目・期待しているスロバキアもイタリアを下して決勝トーナメント進出! 楽しみな試合はまだまだ続く。睡魔との闘いにも勝たなくては(笑)。




http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00103080.html