南アフリカW杯総括から代表新監督

家の事や仕事で忙しく最近このブログを書くペースが落ちてきてますが、けっして落ち込んでるわけではありません(笑)。広島戦は行けず神戸戦の録画もまだちゃんと見てませんが、明日も前を向いて味スタに行きます(キリッ)。
さて、南アフリカW杯・決勝T1回戦パラグアイ戦が終わってから日本代表の事についてまだ書いていませんでした(汗)。今更ですが、W杯を振り返りながらこれからの日本代表について書いておこうかと思います。
【本大会前】本大会が近づくにつれ、岡田ジャパン無理だろ〜という想いが強くなっていたのは正直な所。結果が出ず・試合内容も満足するものではなく選手起用にも不満をもっていました。こうなったらこの大会は捨てて4年後に主力になるであろう選手を入れて戦えば…なんて事さえ思っていました。
【本田1トップ起用】本大会直前になって4−5−1・本田1トップ戦術に変更。はぁ?本田はトップ下で前を向いてプレーさせないとダメだろ〜…と。まさか、その戦術が機能し一次リーグを突破するなんて…。本大会前の韓国戦後だったですかね、岡田監督が『俺のやりかたでやる』とキレたのは。直前合宿のイングランド戦で残念ながら今ちゃんが怪我をしてしまったけど、チームの新しい戦術は機能しつつありました。ただ、その時点でも私は疑っていましたけど…。
【1次リーグ】守備時は基本3ボランチ・攻撃時は阿部を1アンカーに置いてボランチや2列目の選手が攻撃に絡み飛び出していくという堅い守備から攻撃へという戦術が機能。本田も本来やりたいポジション・プレーでなかったと思うけど、覚悟を決め体を張りながらゴール前ではらしさを出してくれました。カメルーンが予想外に悪かった事もあり、初戦勝利で完全に波に乗った感じはありました。オランダ相手にもそれなりの戦いが出来、デンマーク戦は『行ける!』という期待感と『本当に行けるのか?』という不思議な感じでした。
パラグアイ戦】結果はご存じの通り。0−0でPK戦の末…。誰が悪いとかではありません。本来やろうとしていた戦い方ではなかったけど、ここまできたら【もう一つ上へ】行きたかった。悔しかった。
【大会を終えて】大会前から半年くらいの間で一喜一憂してしまいましたが、結局、良かったのか悪かったのか、今でも疑問に思います。もちろん結果としては2勝して1次リーグを突破出来たので良かったんですけど、本来やろうとしていたサッカー・オシムさんがやろうとしていたサッカーとは変わってしまった。それで良かったのか・将来に繋がるのか…といろいろ考えてしまいます。組織的な守備や運動量が通用するのは分かりました。あとは、俊敏性という日本人らしさを出した攻撃や攻撃陣全体の決定力が今後どうなるのか。一つハッキリ見えたものは、日本人選手も欧州という場の中でもっと戦ったほうがいいという事。やっぱり違うんだよな〜、もっと揉まれたほうがいいんだよな〜と。その点、最近 長友や川島が頑張っている姿を見ると嬉しく思いますが、攻撃の選手がもっともっと世界の舞台に出て行って欲しいなぁと思います。
【代表新監督】今日このエントリーを書いているのも代表新監督が決まったからなんですが。決まったのはザッケローニ新監督。海外のサッカーはあまり見ていないので正直知りません。イタリア人で3トップの攻撃的なサッカーを好むような報道がありました。まぁ3トップといってもいろいろあって3トップっていうだけでは何も分からないんですが。ただ、日本人が行うサッカーに合うのかなぁというは最初に疑問に思いました。そんな中、今日の会見で『わたしのイメージは攻撃かもしれないが、自分としてはバランスの取れたチームをつくれる監督だと思っている。守備も攻撃も一つになるようにしたい』と話していたのを聞いてちょっと安心したかな。イタリア・トリノでプレーしていた時に指導された大黒の『3トップの2シャドーの選手もしっかりと守備をするように徹底されていた』という話を聞いてさらに安心。まぁ、どんな監督かどんなサッカー・戦術をするのかまだ分からないので、これからですね。日本人の良さを生かしたサッカーをして欲しいなぁと思います。
2014年ブラジルW杯は真っ向勝負で!