プレシーズンマッチ・草津戦

順序が逆になってしまいましたが本当の観戦記。

正田醤油スタジアム

スタンドに入ってビックリ。芝が枯れてて二色になってる!見た目では分からなかったけど、デコボコもしてたみたいで、ボールが結構跳ねていた。これもJ2、今の内から慣れて置かないと。

スタメン撮影。ちゃんと並んでないのに大声出してとっとと動きだしちゃう気合入りまくりの塩田に、失笑する羽生・大竹・巧・谷澤。

キックオフ直後45秒くらいで矢澤のスローインがファウルスロー。今季は「イエロー出せと要求するプレー」に、「正しいスローインやFK」、そして去年同様「手を使ったファウル」が厳しく獲られる事になってます。その辺りも要チェック。後半開始前に矢澤が主審にスローインの事を確認してました。

東京の攻撃は中より外からというプレーが多かった。引いた相手をどう崩すか。写真は(分かりずらいですが)、右サイドから左サイドに展開してるシーンで、矢澤がゴール前へ飛び出していってます。

こういうシーンも今季は多くなるであろう奪われてカウンターからの守備。中央の森重と右サイドの徳永がダッシュで戻るが、中央が同数になってます。今野か森重が外に出た時の真ん中のフォローが遅いのが気になった。

ディフェンスラインは、左から阿部巧・今野・森重・徳永。守備は固かった。
こぼれを押し込まれて先に失点。オフサイドだったようにも見えましたが(録画はまだ見てません)、判定がオンサイドだったので、本当にオンサイドだったか、(線審が)判定出来なかったんだろう。レフリー座談会を見たエントリーにも書きましたが、『疑わしきは罰せず』が基本みたいなので、分からない時・自信が無い時はファウル(オフサイド)にはならない。J2のレフリーのレベルがどんなものなのか分かりませんが、俗に言う『誤審』じゃないかというシーンも今季は増えるのかな…。それより、失点直後に選手がレフリーに異議を唱えなかったのが気になった。もしかしたら、異議は言うなとチームの中で決まっているのかも。その辺も開幕後数試合はチェックしたい。
攻撃面で気になった事。『パスが合わない』。見に行かれた人は同じ感想を持ったと思いますが、パスが繋がらず『そこにはもう誰もいないよ』というシーンが何度も。場内からは「あ〜またか…」と溜息が。もちろんピッチが悪かったのもありますが、それ以前に出し手と受け手の間で合ってない。ピッチが悪くても(足下に出すのかスペースに出すのか)イメージを合わせて精度の高いパスを出さないと。自分達で流れを止めちゃうからね。

ホベルト。左右にボールを上手く散らしてた。動き出した選手を見逃さず隙あらば前にも出しますよ〜。

阿部巧パスミスが多かったけど、アグレッシブに上がっていってた。フリーで上げた(平山ヘッド弾への)クロスは完璧・最高でした。左SBスタメンでいいんじゃないかな。

谷澤達也。ボールタッチ・リズムが独特で3人目の動きも出来る。最後はボランチもやってフル出場でした。良い選手獲ったね〜。

右サイドを駆け上がるゴリラ、じゃなくて徳永がイキイキしてた。ショルダーチャージで相手選手を思いっ切り吹っ飛ばしたプレーに意気込みを感じたり。

昨日の試合でコーナーキックのキッカーは鈴木達也。大竹も何度か蹴ったっけかな。

途中出場のFWロベルト・セザー。交代前、アップしててベンチに呼ばれた時に猛ダッシュでベンチに走ってきたのを私は見逃さない。意外といったら私が間違っていたのか、よく走る選手ですね。前への突破が出来る。平山と距離が遠かったのが気になったかな。オフサイドでノーゴールだったけど、GKとの1対1確実に決めてました。

平山相太。ダイレクトプレーの意識が高くなったように感じた。後ろからのロングボールをダイレクトで落とすと結構繋がって、トラップすると(狙われて)奪われてたかな。後半何分だったかロングボールをおしゃれヒールでダイレクトに繋いだプレーはスタンドもビックリ。

円陣の中で話しをする選手・コイントスを行う選手・試合後の挨拶で「礼」の掛け声をする選手、すべて左腕に黄色いマークを捲いたキャプテン今野。ボール奪取も健在でした。
いろいろ書きました。チームの調整・熟成が遅れてるように感じたけど、悲観するものでもなかったと思う。トレーニング始動がもう1週間早く始められれば良かったけど、昨シーズンは天皇杯で年末まで動いていたので。(3週間のオフが必要だから)決められた時間の中でやる事はやってきたかな。
ラスト1週間で仕上げて開幕!

(1時30分追記。昨日の試合で一番印象に残った事。隣りにいた年配の方が嬉しそうな表情で試合を見てた。東京のサッカー見るのが好きなんだなぁと思った。それは私も一緒。)