日本サッカーの行方・・・

W杯ブラジル本大会はいよいよ決勝トーナメントが始まっています。1次リーグのベストゲームはブラジル×メキシコだったのでは。内容的に両チームとも素晴らしかったです。

さて、日本代表は・・・。高さは捨てたはずなのにサイドからクロス連発に最後はパワープレーにはガッカリ。

結局、前評判が高かったのに蓋を開けてみたらダメでしたという、8年前ドイツ大会と同じ感じになりました。その事を本大会前にマスコミ記者が遠藤に質問してて何か嫌な感じがしたのは私だけでしょうか。

1試合目は、監督も選手も何もかもダメで問題外。理由はハッキリしないけど試合開始時間が日本時間10:00に変更された時点で日本サッカーの本大会への入り方に問題があったように感じます。その辺りは日本サッカーが未熟過ぎるのでは。

2・3試合目は、選手のプレーは良かったと思います。しかし、監督の采配に?マークが何個も付きました。

日本のサッカーがもっと成長する為に・1.5〜2流国から1流国(トップ)になる為に、何を考えどうしなければいけないのでしょうか。

今回の日本代表には日本らしいサッカー・日本サッカーのスタイル・方向性を示す事が考えられていました。それは、組織・規律・勤勉・俊敏性といった言葉に当てはまるサッカーで、それを主体的・攻撃的に行う事。しかし残念ながら監督の采配によりどこまでそれを見られたかわかりません。

そのスタイルや方向性は間違っていないと思うのですが、W杯本大会でそれを貫いて結果を求めるのか、貫かずに(状況・相手の力を考えて)結果を求めるのか、考えなければいけません。

本大会での戦い方を言えば、選手誰かも話してたように、ゲームマネージメント・リーグ戦マネージメントも全く出来ていませんでした。(ギリシャのグループリーグ突破にはビックリ)

終わって(蓋を開けて)みれば監督の人選で間違いがあったのでしょうか。次の代表監督には、W杯本大会指揮経験者で日本人に合う人を希望します。(南ヨーロッパの方は合わないかな…)

それから、代表チームにメンタルトレーナーも必要じゃないかと感じました。

思い返せば、本大会出場決定もロスタイムにPK貰って1-1の引き分けのバカらしい試合(オーストラリア戦)でしたね…。

喜怒哀楽、期待・不満を抱える、また長い4年間の始まりです。その前に日本サッカー教会には、この4年間とブラジル本大会での評価・反省・総括を行い、それを公表して貰わないと。もちろん次の代表監督の決定・発表の前にね。そして新しい4年間のスタートです。