社長交代について

役員人事のリリース見てビックリ。社長交代って…。

社長と言えば、つい先日のビジョン意見交換会で、司会進行から質疑応答まですべて1人で行い、『その意見は伺っておきます』『それは考えていません』などの返事から『東京は〜〜』と具体的な話しまでしていたアレは何だったんでしょうか(新社長になられる大金常務も壇上にいらっしゃいましたが)。

インタビューを読む限り、14戦負けなしだった時期に社長交代を考えていたみたいで、それならば2016〜のビジョンについては、社長交代発表→意見交換会の流れで新社長をもっと交える形で行うべきだったではないだろうか。

そもそも、FC東京の社長と体制には以前から大きな疑問があります。

ムラバーこと村林前社長は『俺がGMだ』と言うほどワンマンでした。

代わった阿久根現社長は好紳士な方で、積極的にファン・サポーターのいる現場に顔を出し、信頼関係(人気も?)を築いてこられたと思います。

ただ、社長としてタイプが違うだけでワンマンという点は同じかなぁと最近感じていました。(注:一族経営にありがちなワンマンという意味)

Jリーグのクラブには、ゼネラルマネージャー(GM)職のないクラブが幾つもあります。そして東京もGMが未だに居ません。それは財政的な理由なのか必要ないと何方かが考えられているのかわかりませんが。

事前にクラブに送ったビジョンに関しての意見にも書いたのですが(意見交換会では発表されず…)、リーグ優勝・毎シーズン優勝争いが出来るクラブになる為に、監督を含めたチームマネージメントを行うGMを置き、社長は経営の・GMはチームの・強化部長は選手補強の役割と責任を分けてクラブ運営すべきだと考えます。

意見交換会で気になる発言がありました。結果が出ない時など『東京は社長出せ・社長ヤメロとはならないですよね。いつも出ていますから。』と。

意図してそうしたかはわかりませんが、積極的にファンサポーターの前に出て挨拶をする事により信頼を得て"阿久根さんなら良い"と言われるようになり、そこにはリーグ優勝する為には”不必要な情”が生まれていたと思います。

そこも、東京特有の"ゆるさ""ぬるさ"に繋がっているのではないでしょうか。社長と握手・ハイタッチしてリーグ優勝出来るのなら終電まで繰り返しやってもいい…。

実質GM兼任社長とか実質GM兼任強化部長でなく、仕事・役割・責任をハッキリさせた体制をクラブには作って欲しいです。

首都東京の強いサッカークラブになる為にはそれが必要じゃないでしょうか。親会社さんにもいろいろご理解頂きたいですね。