米本拓司【ヨネ】

ホーム山形戦試合後、羽生がシャーをやっている時、ヨネは石川と一緒に歩きながら羽生がシャーをやっている姿を見て笑っていた。まさか、その後自分がコールされシャーをやる事になるとはまったく思っていなかっただろう。
羽生のシャーが終わり、ゴール裏から起きたコールは「米本!米本!」。そしてシャーを要求する声に答え始まった米本のぎこちないシャー。最後は「米本東京!」コール。将来の東京の主軸となるボランチプレーヤーの誕生の瞬間だったと思う。
今日は後半37分からの出場で短いプレー時間・J初出場だったので、米本の特徴は今日の試合では分らなかったと思う。スライディングが空振りしてたし(そのプレーは結果的にマイボールになったのでOK)。ヘディングもぎこちなかったなぁ(笑)。
守備気味の選手で高卒ルーキーなのにもう出場させちゃうの?ナビスコで経験させてからでなくて大丈夫?と思った人も多かったのでは。確かにプレーで失敗してしまったら精神的にダメージを負ってしまう事も考えられる。それでも、城福監督はGOを出した。それは米本なら大丈夫と判断したからだと思う。仮に失敗をし精神的にダメージを負い成長が止まってしまう選手は、結局そこまでの選手だったという事。
米本のプレーヤーとしての特徴。本職はボランチ。運動量がありバランスを考えたポジション取りが出来、パスを繋ぐ事も上手い。そして何より気持ち(ハート)がある。足らない所はやはりフィジカル。高卒1年目だからそれはしょうがない。守備をする面でフィジカルが劣っているのは問題である。しかし、そのフィジカルという欠点も長所で補っている。気持ちでフィジカルを補っているのです。具体的に言うと、相手に倒されながらもボールを味方のほうに蹴るから。倒されてもボールを繋ぐんです。そういうプレーを見て・評価し城福監督は今日の試合にメンバー入りさせ、試合で使ったんだと思う。小平やサテライトで結果を出したという事でしょう。
明日の練習試合や来週から始まるナビスコではスタメン出場する可能性が高いと思うので、是非米本のプレーには注目して欲しいと思います。
試合の観戦記は明日書く予定〜。今日は美味しいお酒を飲んできたのでこのへんで。この2週間が長かった〜。。。