試合中のトレーナーの判断

最近気になっている事。それは、試合中、怪我した選手に対するトレーナーの判断。東京では、試合中に限らず普段からこの問題は話題になっていると思いますが・・・。
2日のホーム大宮戦。前半13分左サイドを突破にかかった所で相手からファールを受け倒れこんだカボレ。プレーは止まりカボレの様子を見た東京の選手から出たサインは(私の見間違えでなければ)『バツ』のサイン。トレーナーがカボレのもとに行き少したってから出たサインは『保留』のサイン。『保留』のサインは手を左右に振ります。この時点で交代の判断をするべきだったと私は思います。そして、ピッチ脇に出て治療を行いトレーナーから出たサインは『マル』。その後、後半36分までカボレはプレー。得点の決定機を何回か外しながら。そして、この時の影響から、アウェー広島戦は欠場。今節の京都戦も出場は現時点で微妙。
今シーズン同じような事が前にもありました。開幕前から体が絞れ顔つきが変わり心身共に良い状態なんじゃないかと思われていた平山。3月25日のアウェーナビスコ柏戦。前半途中で相手のファールを受け左足首に怪我を負いました。ハーフタイムにテーピングをし後半14分までプレーした平山。試合後の監督のコメント「無理をさせたので(復帰まで)何日かかかると思う」。その後お約束の全治2〜3週間の発表があり調子を落としたのか(?)今に至ります。
ここまで書けば私の言いたい事はわかって貰えますかね。軽症でない選手をすぐ交代させない事により、その選手が何試合か【戦力外】の状態になっているのです。もちろん、すぐ交代させたとしてどれくらいの回復があったかは分りませんが。すぐに交代したとしてその試合がどのような試合・結果になったかも分りません。そこの判断は難しいと思います。その試合その選手に無理をさせる事により勝ち点3を奪い、その後の試合に良い流れをもたらすかもしれません。
しかし、何試合かトータルで見た時に、やっぱりすぐに交代させたほうが良いのではと思います。その辺り、トレーナーと監督のい判断はどうなっているのでしょうか。カボレにしても平山にしても、怪我をしたのが前半途中だったのが判断を難しくしていたのでしょうか・・・。