リーグ戦が終わって言いたい事

来季はJ2。1年で上がってこよう。今年の柏レイソル以上の成績で。今年の柏は2敗しかしてない。それ以上の成績、つまり無敗でJ1に戻ってきたい。
さて、どうしてこのような結果になってしまったのか…。
シーズンを迎える前に未知数な部分が多かった。まずはFW。開幕前のFW選手層で正直「誰が点獲るんだろう」という不安があった。期待通りの活躍をしてくれない平山・スタメンに定着出来ない赤嶺・吹かしてばかりの達也・実力が未知数のリカ・ルーキーの重松というFW陣を見てゴールがどれだけ奪えるか不安に思ったのは私だけではないはず。もちろんそういった不安を打ち消す結果を出してくれる事を信じて応援していたのですが…。ゴールと言えば、去年ゴールを量産した石川も怪我から復帰し、感覚や動きがどれくらい回復してくるのかも未知数でした。
怪我という面で言うと梶山・米本のダブルボランチを欠いた試合が多くなってしまったのが痛かった。怪我人を抱える事はどのチームも同じ悩みだが、東京は梶山・米本を欠きそれに代わる選手がいなく去年のサッカー出来なくなってしまっていた。開幕前に大怪我をしてしまった高卒ルーキー2年目の米本がそれだけ重要な選手になってしまっていたのかと思うとなんとやら…。去年のシーズン中にスタメンのいつもの11人とサブの選手との間に差が出来てしまい、誰が出ても同じ戦いが出来なくなっていた事が、今シーズンもろに響いてしまった。
W杯後には長友がイタリアへレンタル移籍。この移籍は前から分かっていた事なのに、左SBについては結局ヨングンや松下・北斗でやりくりをする破目に。阿部巧も不可解な形でレンタル移籍してしまったし。
これだけ未知数な事がありながら、それを補う補強が出来ていなかったフロント・特に社長には責任を取って頂きたい。現場レベルで言うと、マイナスを他の選手で補う事が出来なかった。これだけの選手がいてどうしてと言われるが、これが現実で実力なんだと思う。実力を出し切れない・結果に結びつけられなければ実力があるとは言えない。一つ出来るようになると今まで出来ていた事一つが出来なくなってしまう「不器用」なチームで、負の連鎖から抜け出せるチーム力が無かった。
最後に愚痴っぽく言うと、このような結果になるんだったら監督は城福さんの間々でいて欲しかった。今後に関してはまた今度。