J2リーグ第13節・ホーム湘南戦

期待出来る選手スタメン起用で始まった湘南戦は1-1の引き分け。
前半開始から前半途中までは、今までのチームとはまるで別チームのようなサッカーが出来ていました。全盛期程ではないにしろ、ムービングしていたと思います。もっと繋いで崩せたら良かったんですが、それには時間が足らなかった。
平山に続き高松の怪我で高さを失った東京は繋ぐ戦術に。草民がミスを恐れず自由に動き、空いたスペースに誰かが動く。2列目の3人と2ボランチが頻繁に入れ替わりパスを繋ぐ、その様子は2年前よく見たサッカー。キックオフから得点の予感がする雰囲気でした。
時間が経つに連れ、繋ぐ事がなかなか難しくなり、後半になったら悪い大熊サッカーに逆戻り。球離れや連係が悪かったりミスが多くなったり。
試合後のゴール裏の反応は拍手とブーイングが半々。選手は限られた時間で繋ぐサッカーに方向展開を迫られる中、頑張っていたと思う。昨年・一昨年やっていたサッカーを思い出しながらプレーしていたのだろうか。
大熊監督が続投か解任の猶予1試合だったと思う。今週の練習には連日、阿久根社長・立石強化部長・石井アドバイザーなどが来ていました。何か指令が出ていたのか、倉又U18監督も外からトップチームの練習を見ていた。それに対しふっ切れたのか…、試合後の大熊監督のコメントがここにきて初めてマトモなものに。勝ち点いくつも失って遅いんだけど。さて、社長・強化部長の判断は…。というか俺どうする(困)。
最後に。草民良かったよ。チャレンジし続けて欲しい。今後の東京のキーになるのは草民だと感じた試合だった。